貝殻こけし舎

というわけで、下田から熱海まではいっきに！ざっくりんこ！どんどこ飛ばしていってみよう

景色良好

伊豆急下田駅前で自分土産を購入アンド軽くお昼を済ませ、伊豆急行とJR伊東線で熱海に向かいます。前日のどんよりから一転して眩しいほど晴々とした車窓。しかし乗車時間のタイミング的に海向き座席の無い古いタイプの電車。まあそれも味。

さあ、本日はこの旅第二の目的地である巨大レトロホテルへ向かいます。熱海駅前からの無料送迎バスに乗り込む予定。

ラスカ熱海で伊豆産グアバなど購入するなどトロピカル気分で時間を潰した後、熱海駅前の送迎バスの集合地帯を見渡すと、宿泊ホテル名が書かれたワゴン車を発見。既に先客(前方に一人の中年男性、そして後方に年配の男性２人組)が乗車しており、私とマンブル氏はその真ん中に乗車という形。おじさん達にも人気なホテルなんだね

…ていうかこの車、車に書かれたホテル名やら宣伝が目立つようにするためなのか、車窓が黒っぽい幕のようなガムテープのようなもので覆われていて、うっすらと透ける程度にしか外を見渡すことが出来ないのだった。

まるでどこかの旅先で怪しげな現地人に行き場所をわからない状態で車に乗せられた気分。嘘みたいな閉鎖的空間になんかウケる〜と思ってマンブル氏にやばくない？と感じたことを言ってみたが、え、そう？と、全然平気な様子だった。人の数だけ世界があるね。無事目的地に到着。

ダダーーン！着きました

本日のお宿は1973年(昭和48年)に開業されたという昭和の巨大温泉リゾートホテルの「ホテルニューアカオ」です。

2021年に一度閉館し、2021年にホテルの再生に向けたアートイベントを行ったり、2022年にもレジデンスアーチストの滞在制作展開催の様子をInstagramでみかけて、海の上にそびえ立つニューアカオの看板の外観写真や室内での豪華シャンデリアの空間などなど、なにここ〜？私も一度足を踏み入れてみたかった！…なんて思っていたのです。それが2023年7月に復活とのことで、じゃらんでみかけてポチりました。

着くなりロビーのシャンデリアに圧倒されたよね。すご〜。人が結構居たのであんまり写真撮れなかったのが残念でございます。

すごない？

オーシャンウイングのフロント奥の空間広っ。天井高っ。ホテルニューアカオはオーシャンウイングとホライゾンウイングに分かれていて、私たちは今回このレトロなゴージャス感を味わいたいと思い、オーシャンウイングに宿泊。しかし館内は連絡通路で繋がっており、自由にあっちゃこっちゃ探検できるの。温泉もしっかり3ヶ所コンプリート。敷地が広いので、結構歩きます。

こちらホライゾン・ウイング

ホライゾンのフロント近くにはアートギャラリーのような空間

散歩して温泉入って部屋でくつろいでいたらあっという間に夕食の時間に。一泊2食付きのビュッフェプランで予約したため、夕食はこちらのホテルのメインダイニングとなる巨大レストラン錦へと移動します。

「メインダイニング錦」

なんぞここ。足を踏み入れた瞬間、ゴージャスで巨大なレストラン空間に圧倒されるものの、そこは熱海の温泉リゾート。全く敷居は高く無いのです。利用客の皆さんが揃いの紺色の素朴な部屋着を着たまま、ドレスコード一切無しで超リラックスしてビュッフェスタイルでご飯食べる空間。なんかテーマパークぽいおもろさがあった。

はい、こんな感じ。紺色部屋着のリラックス隊がわらわら集合します。(私も朝食は部屋着参加したお)

しかしほんと広いの。でかいの。海のキワキワの崖っぷちにこんな巨大なホテルどどーーーんと作れた時代すごいね。移動距離長くてまあまあの運動量です。ご年配の方はカートで移動できたら楽ちんかもねというレベルです。ゆっくり温泉はいろ

そして熱海の夜がふけていく…

そして夜が明ける

我々の部屋はオーシャンウイングの割と下の階だったので、見晴らしはまあまあといったところ。見晴らしに関してはホライゾンウイングに宿泊した方が絶景だったかもしれない。

オーシャンウイングは客室が15階まであり連絡通路でホライゾンウイングと繋がっていて、そこはホライゾンウイングの地下一階となる。ホライゾンウイングは4階から12階までが客室らしい。オーシャンウイングから繋げて数えると27階が客室最上階という感じかな。それはさぞ絶景であろう。

とりあえず泊まったオーシャンウイングの下層階のお部屋はリニューアルされたばかりできれいでよかったよ。

オーシャンウイング17階から観た景色。初島かな？

ホライゾン2Fのロイヤルラウンジ

ここでトロピカルなドリンク飲みながらボーっと過ごすのも良いかもしれないね

ロイヤルラウンジからオーシャンウイングを見下ろしたところ

Tありました

写真は撮り忘れたのだけど、ホテルニューアカオで良いな〜！と思ったのは、客室外の通路にウォーターサーバーが設置されており、部屋に備えてあるボトルで自由に水が汲めること。これはとっても素晴らしい。ペットボトルの消費量がぐんと減るのと美味しいお水が自由に飲めるのはとてもありがたいと思ったのでした。そして帰りの熱海までの送迎バスは怪しいワゴン車ではなく普通の送迎車でした。

もいっちょ！

熱海ぶら写真に続きます。