貝殻こけし舎

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BLOG

2023/10/17 12:42



知らない海辺を旅したい。もちろん近場の海も愛しているのだけれど、ときめく恋をするように知らない海辺を旅してみたくなる。
今から丁度一年前の事、まだコロナ渦中でありながら年が明けるまでの2ヶ月半という期間、夫マンブル氏を湘南に残し、リゾート地のアルバイトという形で沖縄の離島に長期滞在したわたくしでしたが、今年の茹で上がるような灼熱の夏の間は汗をダラダラかきながらじっと自宅でやり過ごしていました。涼しくなり、そろそろガツンと海を感じたいかも!、、、と思いたったが吉日。つい先日マンブル氏と2泊3日のプチ海辺の旅に行って参りました。

8月の末頃から、どこにしようか?あーでもないこーでもないと旅先を考えて、湘南からも行きやすく、しかしまだ未踏の海辺というくくりでGoogleマップで海沿いをクリクリと徘徊しまくった結果「行ってみたい」がダントツだった二つの海辺を旅先に決定しました。

一つ目のお目当ての場所は下田の某所でした。東海道本線で熱海まで行き、熱海からJR伊東線に乗車し、伊東からは伊豆急行に変わり下田終点となります。熱海から約1時間半かかるという意外と遠い下田。伊豆急下田線の海側を向いたシートに揺られながら絶景の旅サイコー!という計画でしたが、雨じゃじゃ降りでちょいと想定外。それも浄化感ありで悪くなかったけれども。


浄化中。

社内の吊り革広告が全て金目鯛推しで、シートの柄も金目鯛。おかげで下車する頃にはまんまと金目鯛が食べたくな〜る!の魔法にかかってしまいました。とか言ってるうちに雨が止んだんですよ!わーい!俺たちもってる!いい感じ!


乗客がどんどん下車して終点下田まで行く人少なかった。

東急下田駅を降りた後は、下田の道の駅やらレトロなウロコ壁の商店街などを散策し、今夜のお宿の「下田東急ホテル」にチェックイン。徒歩で行くのやばい。急勾配の小高い丘(?)の上にそびえ立つ東急ホテル。運動不足の足というかお尻がプルプルと震えましたが、その分お部屋からの景色が絶景でした。


絶景。

まったりと休憩した後、電車でかかった金目鯛の魔法が消えていなかったので、夕食はホテルを出て駅前の和食のお店で金目鯛を心ゆくまま堪能しました。金目鯛のむっちりとした身がとても美味しかった。きれいな黄色のごはん。この辺りではお祝いの時はごはんをクチナシで黄色に着色して食べるんだって。すっかりお祝い気分のゆうげでした。そうそう、イマドキは観光地ともなるとおばあさんが給仕するような年季の入ったお店でも、注文はタブレットで行い、お会計はバーコード決済のハイテク仕様なのかとビツクリしたよ。コロナ以降の時代の流れの速さを感じましたよね。


クラフトビールもうまかった。

翌朝の下田東急ホテルの朝食はビュッフェスタイルでしたが、どれもめちゃうまで幸せいっぱい腹いっぱいでした。食べたお皿を速やかに片付けてくれるので、全制覇の勢いで何度もとりに行っちゃった。下田東急ホテルさんすきー。その時マンブル氏が写してくれた私の写真の顔が本当にご機嫌そのもので笑っちゃうんですけど!!面白いから載せちゃう。このブログめっちゃ画像大きくてビビるけど我ながら本当に嬉しそうな顔だね。うけるね


喜び〜。どんだけ〜。

そしてお部屋のバスルームに置かれたアメニティが良かった。歯ブラシとヘアブラシのパッケージはペーパー素材で、For The “Earth Friendly Hotel”地球にやさしいホテルをめざして …とプリントされており、「この歯ブラシ(ヘアブラシ)は海中水における生分解性が確認された、100%植物由来のカネカ生分解性ポリマーGreen Planet(R)を使用しています。Green Planet(R)は海洋汚染問題の解決に貢献します。と書かれてありました。私もマンブルも歯ブラシ持参でヘアブラシは使わないので中身がちょっと気になりましたが確認しませんでした。

また、サービスでお部屋に置かれたお水は、ペットボトルでは無く伊藤園のアルミ製のナチュラルミネラルウォーター400mlボトル×2だったのも、めっちゃ好感度高しなのです。ホテル産業に脱プラスチックの意識があるか無いかで、年間のプラスチックの使い捨て量が断然大幅に変わってくると思うので、このように海辺のホテルが海洋保全の取り組みをされていると、とってもとっても嬉しくなります。ほんと、下田東急ホテルさんすきーーー。


中身は未確認。


また来て連泊したい。下田東急ホテルさんすきー。

下田東急ホテルをチェックアウトしたあと向かった先は、今回の目的地の一つ「下田海中水族館」へまいります。
(つづく)